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平成二十二年四月九日提出
質問第三七一号

日韓歴史共同研究委員会に関する質問主意書

提出者  木村太郎




日韓歴史共同研究委員会に関する質問主意書


 先般、日韓歴史共同研究委員会が第二期研究の報告書を公開した。第二期研究において、日韓の歴史認識を巡る溝を埋めることができなかったように思われる。
 日韓の相互理解を深め、日韓関係を発展させていくことは、日本と韓国のみならず東アジア地域の安定と発展に大きく寄与するものと考える。
 従って、次の事項について質問する。

一 今回公開された第二期研究の報告書を、鳩山内閣はどう評価しているのか。
二 一に関連し、特に新設された教科書小グループにおいて、日韓双方はどのような主張をしたのか。
三 領有権を巡り対立する竹島問題について、日本側は「政府間の懸案事項は議論の対象にしない」との判断から言及しなかったと聞くが、それは事実か。竹島は日本の領土と主張・言及できない理由は何か。
四 第二期研究の報告書発表の共同記者会見も開かれず、第三期研究に向けた合意も見送られたと聞くが事実か。またその理由は何か。
五 歴史認識の違いは、一気に埋めるのは難しいと思うが、歴史共同研究の目的は、歴史認識で共通点を見い出し、相違点を把握した上で、相互理解を深めることと考える。よって四に関連し、第三期研究に向け、どのような善処策をもって対応していくのか。また同研究委員会は、日韓の歴史学者ら三十四人が六十七回の会議を経て議論し報告書をまとめたが、第三期研究に向けた合意に至っていないことを受け、日韓政府レベルでの協力も必要ではないか。
六 日韓関係の信頼構築と発展のため、今後どのように取り組んでいくのか。

 右質問する。



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