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平成二十二年五月十八日提出
質問第四八〇号

乳幼児の食物アレルギーに関する質問主意書

提出者  木村太郎




乳幼児の食物アレルギーに関する質問主意書


 東京都が昨年十月、同月に三歳児健診を受けた幼児の保護者七,二四七人に対し、過去に子供がアレルギー症状を経験したことがあるかを尋ね、二,九一二人から回答を得たところ、食物アレルギーの症状が出たことがある子供は十四・四%で、十年前の調査の七・一%から二倍以上となった。また、都は同時期に都内の認可保育所、認証保育所、幼稚園計三,二〇六箇所についても調査を行い、食物アレルギーの乳幼児がいたのは、六十八・一%(回答率六十五・二%)であった。
 原因調査を続けるとともに、幼稚園などは、医師の的確な指導を受けながら早急にアレルギーを持つ子供の受け入れ態勢を整えるべきと考える。
 従って、次の事項について質問する。

一 今回東京都が行ったのと同様の国としての全国的な調査は、どのようになっているのか。
二 食べ物以外のアレルギー症状も含めて、症状を起こした子供の対応マニュアルを持つ保育所や幼稚園は、全国ではどのようになっており、どう分析しているのか。
三 二に関連し、現在国としてどのような対策を講じているか。また、過去十年で乳幼児のアレルギーが倍増している実態から、今後鳩山内閣としての取り組みは如何。
四 乳幼児のアレルギー対応マニュアルは、医師の的確な指導が大切と考える。また、保育所や幼稚園での受け入れ態勢を国としてどう整えるか、鳩山内閣の具体的な考え如何。

 右質問する。



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