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平成二十二年六月四日提出
質問第五四三号

西十和田トンネル(仮称)に関する質問主意書

提出者  木村太郎




西十和田トンネル(仮称)に関する質問主意書


 自公政権時の平成二十年に、東アジア等諸地域との交流を深めつつ、我が国の国土構造が自立的に発展し転換することを目的とした「国土形成計画」を策定した。しかし、国際的観光地である十和田湖と津軽一円への観光ルートの充実において不可欠な西十和田トンネル(仮称)の建設は、平成元年度から新規要望し、平成七年度には、青森県単独で地質調査・環境調査等を実施してきたが、遅々として進んでいない。西十和田トンネル(仮称)は、国道一〇二号の拡幅整備との相乗効果があり、津軽と南部の動脈形成と東北縦貫自動車道への連結が容易になるなど、十和田八幡平圏域においての観光振興と経済波及効果が、秋田県北地域も含んで期待され、特に本年十二月の東北新幹線全線開業予定により、その重要性が今後益々高まってくるものと予想される。
 従って、次の事項について質問する。

一 西十和田トンネル(仮称)建設予定部分を含む六キロメートルの区間は、現在豪雪により冬期間の閉鎖を余儀なくされ、物流としての役割も寸断されている現状にあるが、これについて今後どのように応えていくのか、政府の見解如何。
二 これまでの経過として、平成七年度から、青森県単独で地質調査・環境調査等実施してきているが、国はこれについてどう捉えているのか、政府の見解如何。
三 西十和田トンネル(仮称)の建設及び国道一〇二号の拡幅によって、より一層津軽と南部の動脈が形成され、また東北縦貫自動車道へのアクセスが容易になると考えるが、政府の見解如何。
四 三に関連し、本年十二月の東北新幹線全線開業予定により、地元ではさらなる観光振興と経済発展が期待されているが、今後の国土形成の観点から、西十和田トンネル(仮称)の建設に向けて、国は青森県と協力しながらどのように対応していくのか、政府の見解如何。

 右質問する。



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