質問本文情報
平成二十二年十一月十二日提出質問第一五六号
葉たばこ農家に関する質問主意書
提出者 木村太郎
葉たばこ農家に関する質問主意書
菅民主党政権によって、本年十月一日からたばこの大幅増税が実施された。加えて本年は、記録的猛暑による葉たばこの不作となり、葉たばこ農家にとっては大変苦しい経営環境に置かれている。
従って、次の事項について質問する。
二 菅民主党政権が、本年十月一日からたばこ税を大幅に増税したことにより、価格における税金の占める割合は増えたものの、葉たばこ生産者への還元はゼロであるという現実をどのように捉えているのか、菅内閣の見解如何。
三 日本たばこ産業が葉たばこを買い取る価格は、ほぼ横ばいのままで近年推移している。同社は、増税した十月以降のたばこ消費量を二十五%減少すると予測しており、葉たばこ農家の収入に直結する作付面積も当然ながら縮小せざるをえない状況になっていくものと思われる。この二点に対して、国はどのように対応するのか、菅内閣の見解如何。
四 葉たばこ生産者側からの意見として、分煙の制度化を求める声が大きいが、国はどのように対応するのか、菅内閣の見解如何。
五 一〜四に関連し、厳しい環境下にある葉たばこ農家に対し、国は今後具体的にどのような支援をしていくのか、菅内閣の見解如何。
六 街のたばこ店の経営状況はどのようになっているのか。
七 六に関連し、今後街のたばこ店にどのような支援をしていくのか、菅内閣の見解如何。
右質問する。