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平成二十二年十二月一日提出質問第二二八号
平成二十二年度北方領土返還要求行進に対する菅直人内閣の関与等に関する再質問主意書
提出者 浅野貴博
平成二十二年度北方領土返還要求行進に対する菅直人内閣の関与等に関する再質問主意書
北海道根室市、根室管内の別海町、中標津町、標津町、羅臼町で構成される北方領土隣接地域振興対策根室管内市町連絡協議会（以下、「協議会」という。）の主催で、北方領土返還要求をアピールする北方領土返還要求行進（以下、「行進」という。）が、本年も例年通り十二月一日に行われた。右と「前回答弁書」（内閣衆質一七六第一七四号）を踏まえ、再質問する。
二 外務副大臣、内閣府副大臣が、「出発式」に留まらず、実際に「行進」に揃って参加したことは非常に意義があったものと考える。しかし、それに加え、前原誠司外務大臣も馬淵大臣と同様に「出発式」に出席し、挨拶をする機会があれば、「行進」に参加した人たちの士気を上げ、何より北方領土問題の解決に向けた我が国の並々ならぬ意気込み、意欲を国内外に強くアピールすることにつながったものと考えるが、前原大臣が「出発式」に出席できなかった理由は何か説明されたい。
三 「出発式」及び「行進」に公務として出席、参加した内閣府職員は誰か、その官職氏名を明らかにされたい。
四 「出発式」及び「行進」に公務として出席、参加した外務省職員は誰か、その官職氏名を明らかにされたい。
五 「出発式」及び「行進」に、公務としてではなく自主的に出席、参加した内閣府、外務省職員はいるか、政府として把握しているか。
六 「行進」を受け、政府、特に内閣府、外務省として、北方領土返還の実現に向け、今後どのように取り組んでいく考えでいるのか説明されたい。
右質問する。