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平成二十三年二月十七日提出
質問第七六号

吉野川の基本高水計算に関する質問主意書

提出者  河野太郎




吉野川の基本高水計算に関する質問主意書


一 国土交通省は社会資本整備審議会・河川整備基本方針検討小委員会(平成十七年九月二十六日開催)で提示した「吉野川に関する補足説明資料」の三ページ「治水計画の検討(既往計画の検証)」において、昭和四十九年九月型洪水を、百五十年に一度の確率の四百四十ミリメートル/二日の計画降雨に引き伸ばして計算すると二万四千立方メートル/秒の基本高水ピーク流量が得られたと説明している。この計算で用いた、一次流出率、飽和雨量、K、P、遅滞時間のパラメータはそれぞれいくつか。吉野川の治水基準点より、上流のすべての流域における五つのパラメータを記せ。
二 国土交通省は同「吉野川に関する補足説明資料」の五ページ「流域の状況」において、吉野川の計算モデルは「近年の洪水でもモデルの再現性は良好」として、平成十六年十月洪水の実績流量(ピーク十六.四二七立方メートル/秒)のグラフを示している。この計算で用いた、一次流出率、飽和雨量、K、P、遅滞時間のパラメータはそれぞれいくつか。吉野川の治水基準点より、上流のすべての流域における五つのパラメータを記せ。
三 国土交通省は同「吉野川に関する補足説明資料」の三ページ「治水計画の検討(既往計画の検証)」において、平成十六年十月型洪水を一.二倍に引き伸ばした百五十年に一度の確率の雨量(四百四十ミリメートル/二日)を吉野川の計画モデルに当てはめると、計算ピーク流量二十三.〇一六立方メートル/秒が得られたとしている。この計算に用いた、一次流出率、飽和雨量、K、P、遅滞時間のパラメータはそれぞれいくつか。吉野川の治水基準点より上流のすべての流域における五つのパラメータを記せ。
四 前一、二、三、の結果より一つの事例として、「二万四千立方メートル/秒」という日本最大の基本高水流量をもつ吉野川の検証が適正だったか否か政府の見解を求める。

 右質問する。



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