質問本文情報
平成二十三年二月二十一日提出質問第九〇号
二月二十二日の「竹島の日」に対する菅直人内閣の関与、協力に関する再質問主意書
提出者 浅野貴博
二月二十二日の「竹島の日」に対する菅直人内閣の関与、協力に関する再質問主意書
二〇〇五年三月十六日、島根県として二月二十二日を「竹島の日」とする条例が制定され、毎年二月二十二日、島根県主催の「竹島の日」を記念する式典(以下、「式典」という。)が行われていると承知する。右と「前回答弁書」(内閣衆質一七七第六二号)を踏まえ、再質問する。
二 菅内閣として、一の者の代理を「式典」に出席させる考えはあるか。
三 前回質問主意書で、菅内閣として、「式典」にメッセージや祝電等を送る考えはあるか、仮にないのならば、どのような理由により送ることをしないのか、その理由についても併せて質問したところ、「前回答弁書」では「政府として、お尋ねのようなメッセージや祝電等を島根県に送る考えはない」との答弁がなされているが、その理由については「竹島問題については、同問題をめぐる経緯及び状況等を踏まえ適切に対処してきており」と、はっきりした説明がなされていない。菅内閣として、なぜ「式典」にメッセージや祝電等を送ることをしないのか、そうすることが我が国の国益上どのような利点があるというのか、国益の観点からその理由を明確に説明されたい。
四 竹島問題の解決、つまり竹島の我が国への返還を図るうえで、同問題に対する我が国国民の理解度の向上、国民世論の喚起は必要か。政府の見解如何。
五 一と三で指摘した、菅内閣による「式典」への対応は、四の竹島問題に対する我が国国民の理解度の向上、国民世論の喚起に資するか。
右質問する。