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平成二十三年二月二十五日提出
質問第一〇三号

公共交通におけるICカードの導入促進に関する質問主意書

提出者  橘 慶一郎




公共交通におけるICカードの導入促進に関する質問主意書


 近年、鉄道においてICカードの導入が進み、大都市圏では様々な交通モードの間の互換性も向上し、ソフト面からのバリアフリー化が進展している。一面、全国的にはICカードの普及の度合いのバラつきが見られ、利便性に格差が生じるのではと危惧するところである。また、国土交通省が提起する「バリアフリー化されたまちづくり」の観点から、圏域内の各種交通モードの間で互換性のあるICカードの普及と併せて、圏域間の互換性も高めることができれば、理想的ではないかと考える。また、ICカード・システムや磁気改札機の導入は、他産業への経済波及効果も期待でき、人にやさしい社会資本整備とも位置付けられることから、公共交通におけるICカードの普及状況及び国の今後の取り組みについて、以下五項目にわたり質問する。

一 鉄道の全国ネットワークを形成するJR六社におけるICカードの導入状況及び発行枚数を伺う。
二 ICカードの利用には磁気改札機の設置が前提となるが、JR六社について、磁気改札機が未設置の県を県名で伺う。
三 圏域内の各種交通モードの間で互換性のあるICカードが普及している圏域の主な箇所を伺う。
四 ICカードの圏域間の互換性を持たせることは大変重要と考えるが、互換性がない地域でそれを可能にするための技術的な課題は何か伺う。
五 もとより、ICカードは交通事業者が主体的に整備すべきものではあるが、「バリアフリー化されたまちづくり」の観点からは公的支援もあって良いと考えるが、国土交通省の方針、又、平成二十三年度予算における取り組みを伺う。

 右質問する。



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