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平成二十三年七月十四日提出
質問第三二四号

埋蔵電力に対する政府見解に関する質問主意書

提出者  山内康一




埋蔵電力に対する政府見解に関する質問主意書


 平成二十三年六月二十七日付けの「埋蔵電力に関する質問主意書」(以下、単に「質問主意書」という。)に対する七月五日の答弁書(内閣衆質一七七第二七四号)(以下、「答弁書」という。)では「御指摘の「埋蔵電力」については、把握していない」とのことだが、この点について、七月六日衆議院予算委員会において、渡辺喜美衆議院議員が質問をしたところ、菅総理大臣は、「この間、直接にも経産省にいろいろ依頼をして、自家発電所の特に火力について集計を、計算を出させております。なかなか、出てくる数字はもう既に使っているものが多いので、必ずしも利用できるものはそうたくさんはないんだという説明でありますが、私もまだ納得はいたしておりませんで、本当にどこまできちっと使えるものがあるのか、さらなる調査をするように指示をいたしている」と答弁した。また、七月八日、七月十日付けの日本経済新聞の朝刊においては、七月四日に経済産業事務次官らが菅総理に対し、企業の自家発電のうち使えるものは百八十万キロワットと報告していたと報道されている。
 これらの点に関し、以下質問する。

一 東京電力は、七月一日付けのプレスリリースにおいて、自家発余剰の購入増等【+四十万キロワット】と公表しており、経済産業省として、少なくとも答弁書の埋蔵電力について、容易に把握できる分があるが、なぜ、「把握していない」という答弁をしたのか。詳細に説明をされたい。
二 質問主意書の一般電気事業者ではない者による発電の稼働率について、一般電気事業者の電力供給管内毎の数値及びその合計の数値を答弁されたい。
三 今夏において、答弁書の埋蔵電力は今現在どのぐらいの規模(キロワット)があると認識しているかについて、一般電気事業者の電力供給管内毎の数値及びその合計の数値を答弁されたい。
四 今夏の電力需要のピーク時までに三の埋蔵電力の規模(キロワット)をどのぐらいまで、増やすことができるのか、その見込みについて、一般電気事業者の電力供給管内毎の数値及びその合計の数値を答弁されたい。
五 答弁書の埋蔵電力を増やすために行っている取組み、これまでに行った取組みについて詳細に説明されたい。

 右質問する。



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