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平成二十五年十月二十二日提出質問第一八号
いわゆる「混合診療」に関する質問主意書
提出者 中根康浩
いわゆる「混合診療」に関する質問主意書
安倍総理は「医療を新しい成長産業にする」方針を揚げている。
新薬の開発、医療機器の開発と医療分野の雇用拡大、日本型医療システムの海外展開、予防産業の振興などが成長力をもつことは理解できる。
しかし、国民皆保険制度を維持した中で、「混合診療」を解禁することが一般的に不安視されている。
高所得者層では高度の医療を受けられるが、低所得者層ではその恩恵にあずかれないという、いわゆる「所得による健康格差」や、あるいは、医療保険財政の見地から、高度先進医療を保険適用しないという力が働くというデメリットを上回るほどの国民に対する利益を「混合診療」の解禁がもたらす成長分野であると政府が位置づける理由は何か、見解を示されたい。
右質問する。