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平成二十五年十二月四日提出
質問第一一七号

無人偵察機「グローバルホーク」の導入と我が国の国防情報の保全に関する質問主意書

提出者  柚木道義




無人偵察機「グローバルホーク」の導入と我が国の国防情報の保全に関する質問主意書


 平成二十五年十二月二日付の産経新聞によれば、米空軍で導入されている米国製無人偵察機グローバルホークの導入を検討していると聞く。我が国のシーレン防衛並びに島しょ部における第三国の度重なる示威行為等を鑑みるに、高度な機能を有する同機の導入計画の必要性は十分に理解するところである。しかしながら、同機の情報処理並び情報解析にかかる主要技術が米国に依存し、我が国のみで情報保全が担保できないということになれば、同機を介して収集された国防にかかる情報を、同盟国とはいえ米国政府にすべて開示してしまう可能性も否定できない。我が国は日米同盟を基軸としているとはいえ独立国であり、我が国の収集した情報は第一義的には日本国民のために使用されるべきものと考える。日米両国の親善は恒久的なものと理解するところであるが、TPP交渉なども垣間見るに、国益の対立がまったくないとはいえず、グローバルホークなどのような技術を用いた日米両国で情報が共有される可能性がある場合には、我が国の収集した情報を一定程度保全するシステム構築が必要と考えるところであるが政府の見解如何。

 右質問する。



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