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平成二十六年三月二十四日提出
質問第八六号

河野談話に対する安倍晋三内閣の見解に関する質問主意書

提出者  鈴木貴子




河野談話に対する安倍晋三内閣の見解に関する質問主意書


 本年三月十四日、参議院予算委員会において、安倍晋三内閣総理大臣は、いわゆる従軍慰安婦問題に関連する一九九三年の河野談話について、「安倍内閣で見直すことは考えていない」と述べている。右を踏まえ、質問する。

一 河野談話に対する安倍総理の見解を改めて示されたい。
二 与党内において、河野談話を見直すべきとの意見もあり、安倍総理としても本年二月に同談話を検証することを表明していた。そうした流れの中で今回、安倍総理が前文で挙げたように、同談話を見直さないと決断するに至った理由を説明されたい。
三 「検証」の定義如何。
四 「見直し」の定義如何。
五 安倍総理が河野談話を見直さないと明言する一方で、菅義偉内閣官房長官は、「河野談話作成過程の実態を把握することが必要だ」と、同談話の検証作業は今後も継続する旨述べている。同談話を見直さないのなら、作成過程の実態を把握する等の検証作業も必要ないのではないのか。
六 安倍総理として、自身が総理大臣として内閣を率いる以上、今後河野談話を見直すことはしないか。確認を求める。
七 本年三月二十三日、萩生田光一自由民主党副幹事長・総裁特別補佐は、河野談話に関し、検証作業を行った結果、事実と異なる部分が明らかになれば、新たな談話を出すこともある旨の発言をしていると承知するが、安倍総理として右発言を把握しているか。
八 七の萩生田氏の発言は、安倍内閣としての公式見解か。
九 安倍総理として、今回は河野談話を見直すことはしないが、検証作業を続けることにより、将来的な見直し、そして新たな談話の発表につなげるという意図を有しているのか。

 右質問する。



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