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平成二十六年五月二十七日提出質問第一八一号
正社員雇用増大のための中小企業の社会保険料負担軽減に関する質問主意書
提出者 中根康浩
正社員雇用増大のための中小企業の社会保険料負担軽減に関する質問主意書
各種統計調査の結果をみても、非正規社員に比べ、正社員の方が賃金水準、結婚率等が高く、正社員雇用を増やすことが消費拡大、少子化対策に寄与することは明白であると考える。
他方、赤字企業であっても負担せざるをえない企業の社会保険料負担が、企業経営や企業の正社員雇用拡大の障壁になっていると考える。
特に、雇用のおおむねを占める中小企業の社会保険料負担に対する助成が重要である。
諸外国でも、若年者、長期離職者、生活困窮者を正社員として雇用した場合、社会保険料の企業負担分を助成する措置がとられている。
わが国においても、諸外国の政策例を踏まえた支援策を講じ、正社員雇用を増やし、ひいては景気対策、少子化対策につなげるべきと考えるが、政府の見解を示されたい。
右質問する。