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平成二十六年六月十八日提出
質問第二六一号

河野談話の作成過程における韓国側とのすり合わせ作業に関する質問主意書

提出者  鈴木貴子




河野談話の作成過程における韓国側とのすり合わせ作業に関する質問主意書


 「河野談話 すり合わせ『日本が要請』 韓国側当事者、初の証言」との見出しの、本年六月十七日付産経新聞記事(以下、「産経記事」とする。)によると、いわゆる従軍慰安婦問題に関連する一九九三年の河野談話について、その作成過程において、我が国側から韓国側に対し、「内々に相談に乗ってほしい」との要請をしていたとのことである。右を踏まえ、質問する。

一 「産経記事」を政府は承知し、その内容を把握しているか。
二 「産経記事」によると、産経新聞社の取材を受けた元韓国外務省東北アジア局長の趙世暎氏が、河野談話が作成される過程で、当時の我が国政府高官から、同談話の表現振りについても相談があったとのことであるが、右は事実か。河野談話が作成される過程で、我が国側として韓国側に内容のすり合わせ等、相談をしたという事実はあるか。
三 「産経記事」によると、趙氏は自身が当時相談を受けた同元高官の名前は明かさなかったとのことであるが、政府として、当時趙氏に相談を持ち掛けた高官とは誰か、把握しているか。
四 現在政府内では、河野談話の作成過程を検証するチームがつくられ、検証作業が続けられていると承知する。その結果は、国民の要請があれば明らかにするとの姿勢を政府は示しているとも承知するが、政府として、当時趙氏に相談を持ち掛けた政府高官とは誰かについても、国民に明らかにする考えはあるか。

 右質問する。



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