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平成二十六年十二月二十四日提出質問第七号
集団的自衛権の発動に際しての「宣戦布告」に関する質問主意書
提出者 奥野総一郎
集団的自衛権の発動に際しての「宣戦布告」に関する質問主意書
安倍政権は「集団的自衛権」の行使を可能とする憲法解釈変更を、本年七月一日の臨時閣議で決定した。
1 この答弁は「集団的自衛権を発動、行使する際には宣戦布告や最後通牒が必要である」ということか。趣旨を説明されたい。
2 もし、この答弁の通りとすれば、そもそも「戦争放棄」をうたった憲法に反しないか。
3 米国は、戦争権限法などにより「宣戦布告」の制度を設け、同時多発テロの際、発動されたと承知している。日本の集団的自衛権発動の際、同様の制度は必要ないのか。
二 第二次世界大戦後、世界では「戦争」は何件起きているのか。いわゆる「朝鮮戦争」や「ベトナム戦争」「中東戦争」について、政府はこれを「戦争」と考えるのか。また、「戦争」と「紛争」の違いを具体的に述べられたい。
右質問する。