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平成二十八年一月十八日提出
質問第五五号

女性就業者数の推移と待機児童に関する質問主意書

提出者  山尾志桜里




女性就業者数の推移と待機児童に関する質問主意書


 昨今の女性就業者数の推移と待機児童について、一月十三日の予算委員会で質問したところ、以下の点について答弁が不十分であるため、改めて確認する。

一 昨年十一月六日の読売国際経済懇話会での講演の際、安倍総理は待機児童が増えたことを「うれしい悲鳴」と述べているが、待機児童は子育て世帯にとっては死活問題であり、「うれしい」との表現は国民感情に照らして不適切と考える。なぜそのように述べたのか。
二 一月十三日の予算委員会でも述べたように、働く女性の数の推移は、二〇一〇年から二〇一五年にかけて、全体では九十万人以上増えているものの、子育て世代である二十五歳から四十四歳を見ると、ほぼ横ばいとなっている。補足すると、二〇一二年十二月と二〇一五年十一月(最新)の就業者数は、全体で八十五万人増加しているが、こと二十五歳から四十四歳を見ると、四万人減と、むしろ微減となっている(労働力調査 年齢階級(十歳階級)別季節調整値より)。安倍総理は、二〇一五年度の待機児童が増えたことを当初は「女性の就業者が九十万人以上増えたから、無理もないこと」(前記講演より)と述べていたが、このような指摘を受け、改めてどのように分析しているか。
三 二〇一五年度に待機児童が急増した原因をどのようにとらえているか。要因分析・地域差(就業形態を含む)・今後の見通しについて、見解をお示しいただきたい。

 右質問する。



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