質問本文情報
平成二十八年一月二十七日提出質問第九五号
TPP批准と基幹作物サトウキビ等の存続に関する再質問主意書
提出者 仲里利信
TPP批准と基幹作物サトウキビ等の存続に関する再質問主意書
TPP批准と基幹作物サトウキビ等の存続に関しては、一月十二日付け質問主意書第三六号で質問を行い、一月二十二日付けで答弁を得たところである。
その際行った質問五において、「沖縄県の基幹作物であるサトウキビや基幹産業の農業・水産業・畜産業に対する支援策を品目・産業別に具体的に説明する」よう求めたところである。質問の趣旨をあえて敷衍するならば、島嶼県である沖縄県においては、それぞれの島々で細々と営まれてきた左記の作物や産業は、@沖縄の気候・風土に最も適合していること、A地域経済の柱として島の存続を左右するものであること、B戦略及び安定品目として位置付けられてきたこと、から、生産の確保及び存続を図ってきたところである。
しかしながら、政府が国会や国民に十分な情報開示や審査を行わないまま、強引に進めようとしているTPPの批准により、その存続すら危うくなってきていることから、今回、強い危機感に迫られて質問を行ったものである。
本職の真摯な質問に対し、政府が行った答弁は、サトウキビを例示的に、しかも支援策のほんの一部を取り上げただけにすぎない。これでは答弁の体を全くなしていない。
そこで再度お尋ねする。
@サトウキビ、Aパインアップル、B水稲、C葉タバコ、D茶、Eさやいんげん、Fゴーヤー、G輪ぎく、H小ぎく、I洋ラン類(デンファレ、その他洋ラン)、Jマンゴー、K野菜用パパイヤ、Lかんしょ、Mクルマエビ、Nモズク、O肉用牛、P養豚、Q養鶏
二 サトウキビを始め野菜、花き、果樹、かんしょ、薬用作物、肉用牛(子牛)、肉用牛(肥育)、養殖魚介類の九産業に対するこれまでの支援策と今後の支援策、TPP批准に伴う影響内容と対策を産業種別に説明されたい。
右質問する。