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平成二十八年十一月四日提出
質問第一〇九号

TPP協定の国民への公開状況に関する質問主意書

提出者  逢坂誠二




TPP協定の国民への公開状況に関する質問主意書


 現在、国会で審議中の環太平洋パートナーシップ(「TPP」という。)協定に関して疑義があるので、以下質問する。

一 TPP協定は、本文と付属する書類を含め、英文で八千ページを超えると承知しているが、これは事実であるのか。見解を示されたい。
二 英文のTPP協定のうち、政府が日本語に訳して国民に公開しているのは、全体の三割程度と承知しているが、これは事実か。政府の見解を示されたい。
三 政府は、なぜ全文を日本語に翻訳をして公開しないのか、その理由を明確にされたい。
四 今回政府は日本語に翻訳して国民に公開している範囲が、主に日本に関係するものだとしても、TPP協定は多国間協定であり、他国がどの様な内容で特例措置などを容認したことなどを含め、他国の状況を知ることは、TPP協定審議の上で極めて大事なことである。TPP協定の全てが日本語に翻訳されるべきと考えるが、政府の見解を示されたい。
五 本来は、国会審議の前に、TPP協定全ての日本語訳を国民に公開すべきと考えるが、政府はそれを行っていない。政府は、日本国民も英文を読んで、TPP協定の是非を判断せよという認識なのか。政府の見解を示されたい。
六 政府は、日本国民も英文を読んで、TPP協定の是非を判断せよという認識ではないならば、TPP協定全体を日本語に訳した上で、再度、国会審議を行うべきである。政府の見解を示されたい。

 右質問する。



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