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平成二十八年十一月十七日提出
質問第一四八号

フランスの原発停止の日本への影響に関する質問主意書

提出者  逢坂誠二




フランスの原発停止の日本への影響に関する質問主意書


 日本の大型鋳造品メーカーである日本鋳鍛鋼株式会社が製造した部品の強度に課題があることなどを理由として、現在、フランスでは、十二基の原発が順次停止を迫られる異例の事態となっている。
 この事案に関連して、以下質問する。

一 政府は、フランスでのこの事案を承知しているのか。見解を示されたい。
二 日本の原子力発電所に、日本鋳鍛鋼株式会社および現在フランスで問題になっているクルゾ・フォルジュ社の鋼材、部品が使われているか否か。政府の把握状況を明らかにされたい。
三 日本の原子力発電所に、日本鋳鍛鋼株式会社およびクルゾ・フォルジュ社の鋼材、部品が使われているか否かを、政府は調査し、その強度、脆弱性をはじめ当該部品の適切さを調査すべきであると思われるが、政府の見解を示されたい。
四 日本の原子力発電所に、日本鋳鍛鋼株式会社およびクルゾ・フォルジュ社の鋼材、部品が使われていた場合、既に完成されている装置の当該部位を切り出して検査することは現実的ではなく、非破壊検査等で調べるほかないと思われるが、鋼材等の強度不足の検査という点では不十分であり、不安はぬぐいきれない。実際にはどのような調査方法を採るべきと考えているのか。政府の見解を示されたい。
五 検査結果が不適切な場合、是正措置を講ずべきと考えるが、政府の見解を示されたい。

 右質問する。



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