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平成三十年三月九日提出
質問第一三四号

喫煙時の室内におけるニコチン濃度に関する質問主意書

提出者  大西健介




喫煙時の室内におけるニコチン濃度に関する質問主意書


 厚生労働省が作成した資料によれば、喫煙時の室内におけるニコチン濃度について「同一条件下(換気のない狭い室内で喫煙した場合)で室内のニコチン濃度を測定したところ、紙巻きたばこ(一千〜二千四百二十μg/m3)に比べ、加熱式たばこ(二十六〜二百五十七μg/m3)では低かった」との記述がある。
 他方、国際がん研究機構(IARC)がまとめた研究論文の中の調査では、さまざまな室内環境での空気中のニコチン濃度は「〇・三〜三十μg/m3」となっている。
 また、たばこ製造工場で急性ニコチン中毒になった作業員が労災認定された事例におけるニコチン濃度は三百〜一千七百μg/m3だった。
 専門家からは、これらと比して厚労省の示している「紙巻きたばこ(一千〜二千四百二十μg/m3)」という数値は現実離れしているとの指摘があるが、

一 厚生労働省は、本調査が行われた条件について「換気のない狭い室内で喫煙した場合」としているが、「狭い室内」とは具体的には何平方メートルだったのか明らかにされたい。
二 本調査は完全に閉め切られた空間で行われたのか。また、「喫煙した」とはどれくらいの時間に、何本吸ったのか明らかにされたい。

 右質問する。



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