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令和元年十月四日提出
質問第五号

東京入管においてハンガーストライキをしている女性被収容者の着替えや排泄をしている姿をカメラで監視していることに関する質問主意書

提出者  初鹿明博




東京入管においてハンガーストライキをしている女性被収容者の着替えや排泄をしている姿をカメラで監視していることに関する質問主意書


 在留資格の無い外国人の入管収容施設への長期収容が問題となっていますが、現在、牛久入管などで長期収容に対する抗議のハンガーストライキが発生しています。六月には大村入管でハンガーストライキをしていたナイジェリア人が亡くなるという事案も発生するなど、事態は深刻さを増しています。
 約百名の女性が収容されている東京入管では、女性被収容者の中にもハンガーストライキを続行している者が出ています。
 被収容者の支援をしている民間団体によると、東京入管でハンガーストライキを続行している女性被収容者三名が独房に移されました。その部屋は、天井にカメラが設置されており、着替えや排泄をしている姿も常時監視されている状態になっているそうです。女性被収容者が職員に抗議をしても、仕方ないと言われるのみで、改善がされてないと聞いています。
 そこで、事実確認も含めて質問します。

一 東京入管でハンガーストライキを行っている女性被収容者が、排泄をしている姿もカメラによって監視される部屋に移されていることは事実でしょうか。事実であれば、排泄する姿を他人に見られることほど屈辱的なことは無く、明らかな人権侵害であると考えますが、政府の見解を伺います。
二 この女性被収容者は誰が見ているか分からないことに屈辱を感じているそうですが、男性職員が監視カメラの映像を見ることは絶対に出来ないようになっているのでしょうか。
三 せめて、監視カメラに排泄する姿が映らないようにカーテンなどで仕切る等すべきと思いますが、見解を伺います。
四 ハンガーストライキが続いている原因は長期収容にあります。難民申請中の方々の収容の在り方を抜本的に見直す必要があると考えますが、見解を伺います。

 右質問する。

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