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令和元年十二月三日提出質問第一四〇号
羽田空港へ着陸する航空機の降下率に関する質問主意書
提出者 松原 仁
羽田空港へ着陸する航空機の降下率に関する質問主意書
来年三月より実運用が予定されている羽田空港の新飛行ルートに関して、専門家から、着陸時の降下率が対地高度千フィート以下のエリアでは毎分千フィートを超えないという、所謂スタビライズドアプローチの最重要原則に反した運用をせざるを得ないのではないかとの疑義が呈されている。
一 新飛行ルートの実運用で想定されるRNAV(広域航法)進入下での降下率は、想定される大型機の最大着陸重量では無風下で毎分千フィートを超えるという専門家からの指摘もある。新飛行ルートの運用に関して、スタビライズドアプローチと整合性は取れているか。
二 わが国の各航空会社の操縦マニュアル等は、スタビライズドアプローチの理念に沿って作成されているが、こうしたマニュアルの修正を想定しているか。
右質問する。