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令和二年二月六日提出質問第三九号
GIGAスクール構想の実現に向けた一人一台端末の整備促進に関する質問主意書
提出者 城井 崇
GIGAスクール構想の実現に向けた一人一台端末の整備促進に関する質問主意書
「安心と成長の未来を拓く総合経済対策」(令和元年十二月五日閣議決定)において、「全学年の児童生徒一人一人がそれぞれ端末を持ち、十分に活用できる環境の実現を目指」し、「事業を実施する地方公共団体に対し、国として継続的に財源を確保し、必要な支援を講ずる」ことが示された。
また、令和元年度補正予算(令和二年一月三十日成立)では、学校における高速大容量のネットワーク環境(校内LAN)と、義務教育段階における一人一台端末の整備について、令和五年度までの実現を目指し、まずは初年度として、整備を確実に実施するため、GIGAスクール構想の実現に、二千三百十八億円が計上されている。
そこで、GIGAスクール構想の実現に向けた一人一台端末の整備促進に関して、以下質問する。
一 児童生徒一人一台端末の調達について、リースまたは購入だけではなく、端末の設定、その他の必要な業務を包括した委託等による調達についても、国庫補助の対象とするなど、地方公共団体に対して弾力的な運用をすべきと考えるが、政府の見解を明らかにされたい。
二 GIGAスクール構想を持続可能な施策とするため、国の責任において、端末の整備が完了した後における機器の保守管理及び端末更新時の費用についても、国庫補助の対象とし、地方公共団体に対して継続的かつ十分な財政支援を行うべきと考えるが、政府の見解を明らかにされたい。
右質問する。