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令和二年三月九日提出質問第一〇六号
新型コロナウイルス流行に伴う羽田空港新飛行ルート運用開始のモラトリアム適用に関する質問主意書
提出者 松原 仁
新型コロナウイルス流行に伴う羽田空港新飛行ルート運用開始のモラトリアム適用に関する質問主意書
来る三月二十九日より、中国や韓国をはじめとする外国人の大量入国を想定し計画された羽田空港新飛行ルートの運用開始が予定されている。他方、新型コロナウイルスの感染拡大により、世界的に人・モノの移動が停滞し、政府は中国、韓国からの入国者の制限を始めた。一方、これまで羽田空港新飛行ルートには、ルート下に暮らし働く住民、航空会社をふくむ業界団体(国際航空運送協会(IATA))、航空機パイロット団体(国際定期航空操縦士協会連合会(IFALPA))からもその安全性に対する懸念が繰り返し示されている。そこで以下質問する。
一 世界的な新型コロナウイルスの感染拡大により、わが国の今年の航空需要の見通しは修正されているか。もしくは修正する予定はあるか。
二 既に現在新型コロナウイルスの影響による航空需要の減少が見られるが、これを踏まえ、羽田空港新飛行ルートの運用開始を一定期間延期し現行ルートで運用する、もしくは運用開始後に一定期間現行ルートで運用することは可能か。可能でない場合、その理由をご答弁願いたい。
右質問する。