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令和二年四月二十四日提出
質問第一八〇号

普天間飛行場の危険な現状という政府発言の根拠に関する再質問主意書

提出者  下地幹郎




普天間飛行場の危険な現状という政府発言の根拠に関する再質問主意書


 令和二年四月八日に提出した「普天間飛行場の危険な現状という政府発言の根拠に関する質問主意書」(前回質問主意書)において、普天間飛行場の現状が「世界で最も危険」な空港に当たるのか尋ねた。しかし、同月十七日に受領した答弁書(内閣衆質二〇一第一六六号)では、十分な答弁をいただけなかったため、再度質問する。

一 同答弁書において、政府は普天間飛行場の危険性として、住宅や学校等に密接して位置していることを挙げている。前回質問主意書では、普天間飛行場と同じく市街地に位置する伊丹空港、福岡空港について普天間飛行場と比較し、両空港の離着陸等回数や周辺にある学校(小・中・高)数、住宅戸数(世帯数)はいずれも普天間飛行場より多いことを示したが、両空港と比較して、普天間飛行場はどのように危険なのか、お示しいただきたい。
二 同答弁書の中で、政府は「住宅や学校で囲まれ、世界で最も危険と言われる普天間飛行場」と述べている。「最も」と言うからには比較対象があるはずだが、どの空港と何を比較して「最も危険」と言っているのか、お示しいただきたい。
三 辺野古移設工事の総事業費について、これまで「少なくとも三千五百億円以上」とされていたものが、沖縄防衛局において同事業に要する経費を見直した結果、現時点において、当該経費は約九千三百億円と見積もられていることが明らかになった。また、工期についても更に約十二年が必要とされ、普天間飛行場の返還時期が、二千二十二年度以降とされていたものが二千三十年代以降と言われるようになった。こうした大幅な経費の増額及び工期の延長を招いた責任について、誰に、どのような責任があると考えるか、政府の見解をお示しいただきたい。

 右質問する。

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