質問本文情報
令和三年一月二十九日提出質問第二二号
ヤジ禁止に関する質問主意書
提出者 松原 仁
ヤジ禁止に関する質問主意書
令和二年四月七日の新型コロナウイルス感染症に係る緊急事態宣言から、九か月を経過しようとしているが、その収束が中々見込めない中、令和二年末から感染者が爆発的に増加し続けている。このような状況が続いている中で、政府は対処療法的に、現状を悪化させる政策を継続している。これでは、新型コロナウイルス感染症の収束が見込めないどころか、国民の困窮が深刻化するばかりである。
このような中、政府は「五つの場面」に注意しようと国民に呼びかけている。その中の一つは、「飲酒を伴う懇親会等」である。そして、「飲酒を伴う懇親会等」が問題とされるのは、「聴覚が鈍麻し、大きな声になりやすい」からとしており、また、「大人数の飲食」では「大声になり飛沫がとびやすくなるため、感染リスクが高まる」としている。
また、スポーツ観戦、音楽公演、舞台芸術公演等、日々の様々な活動について、各々の所管省庁で策定されているガイドラインに従って、大声での声援を控える等の新型コロナ感染症対策が求められている。
このように国民に大声を出すことを控えるよう求めているのであれば、国会等の国政に関する議論が行われる場において、ヤジなど大声が出されることも控えるよう求めるべきである。
そこで、次のとおり質問する。
一 政府として、新型コロナウイルス感染症が収束するまでの間に限り、国会等の国政に関する議論が行われる場において、ヤジなど大声を出すことを控えるよう関係者に求めるか。
右質問する。