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令和三年四月十六日提出
質問第一〇一号

東京オリンピック・パラリンピック競技大会の実施及び中止の費用試算に関する質問主意書

提出者  松原 仁




東京オリンピック・パラリンピック競技大会の実施及び中止の費用試算に関する質問主意書


 東京オリンピック競技大会の開会を令和三年七月二十三日に控え、東京オリンピック・パラリンピック競技大会の実施に関しては、賛否両論の激しい議論がある。
 当職は、同競技大会でのメダル獲得を目指して日々厳しい鍛錬を重ねている選手のことを考え、できる限り開催すべきとの立場である。
 もっとも、東京オリンピック・パラリンピック競技大会は多額の国費が投入されていることもあり、新型コロナウイルス感染症への感染対策との平仄も無視しえないことから、冷静に判断する必要がある。そして、国民の間で賛否が激しく議論されている問題に、その基礎的判断資料を提示することは、政治が国民の知る権利に答えることになる。
 そこで、次のとおり質問する。

一 東京オリンピック・パラリンピック競技大会を実施した場合、令和三年三月三十一日を基準日として、同年四月一日以後発生する、国が負担義務を負う費用の予算総額はいくらか。また、その内訳として、費用金額一億円以上の個別費用項目及び同項目の費用金額を明らかにされたい。
二 前項の費用の予算総額中、同競技大会を中止した場合に国の負担義務が回避される費用の予算総額はいくらか。また、その内訳として、費用金額一億円以上の個別費用項目及び同項目の費用金額を明らかにされたい。
三 同競技大会を中止した場合、令和三年三月三十一日を基準日として、同年四月一日以後発生する第一項以外の国が負担義務を負う費用の予算総額はいくらか。また、その内訳として、費用金額一億円以上の個別費用項目及び同項目の費用金額を明らかにされたい。
四 質問一、二、及び三の費用試算を踏まえ、東京オリンピック・パラリンピックの実施、あるいは中止の判断についての政府の考えを説明されたい。

 右質問する。

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