衆議院

メインへスキップ



質問本文情報

経過へ | 質問本文(PDF)へ | 答弁本文(HTML)へ | 答弁本文(PDF)へ
令和三年六月七日提出
質問第一六三号

新型コロナウイルス感染症発生起源調査に関する質問主意書

提出者  松原 仁




新型コロナウイルス感染症発生起源調査に関する質問主意書


 令和二年四月七日の新型コロナウイルス感染症(SARS−CoV−2)に係る緊急事態宣言から、一年以上過ぎた現在も我が国は三度目の緊急事態宣言下にある。このような同感染症パンデミックが収束する兆しすら認められない中で、アメリカ合衆国(以下「米国」という)では、同感染症の感染源に関する調査を進める動きが認められる。
 新型コロナウイルス感染症については、未だ解明が進んでいない。今後、同様の感染症の発生を防止するためにも、新型コロナウイルスと、その感染経路についての解明を進めることは、公衆衛生の観点から、極めて重要である。そして、その第一歩は、新型コロナウイルスの起源を解明することにある。
 そこで、次のとおり質問する。

一 新型コロナウイルス感染症発生起源調査について
 1 日本も米国を中心とした他国と連携して同感染症発生起源調査を進めるべきと考えるが、政府として如何。
 2 前項に関し、日本は、中華人民共和国(以下「中国」という)政府に対して、同感染症パンデミックに対する責任追及を行わないことを明確にした上で、同感染症発生起源調査に協力するよう働きかけるべきと考えるが、政府として如何。
二 同感染症発生起源調査の国際連携について
 1 同感染症発生起源調査について、「世界保健機関(WHO)新型コロナウイルス起源調査に関する共同声明」に我が国も参加するなどしているが、WHOによる同感染症発生起源調査について、政府としてどのように評価しているか。
 2 同感染症発生起源調査について、米国、中国を含めた他の国々とWHOが連携して進めていくことが必要と考えるが、政府として、米国及び中国の連携を促すとともに、WHOとも連携した同感染症発生起源調査の枠組みを構築するよう働きかけることを検討すべきと考えるが、政府として如何。

 右質問する。

経過へ | 質問本文(PDF)へ | 答弁本文(HTML)へ | 答弁本文(PDF)へ
衆議院
〒100-0014 東京都千代田区永田町1-7-1
電話(代表)03-3581-5111
案内図

Copyright © Shugiin All Rights Reserved.