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令和四年六月十日提出
質問第一五二号

円安が日本経済に与える影響の評価に関する質問主意書

提出者  藤岡隆雄




円安が日本経済に与える影響の評価に関する質問主意書


 令和四年六月八日の衆議院財務金融委員会において、野田佳彦議員の円安に関する質問に対し、財務大臣は「円安が一概に良いとか悪いとかいえるものではない」と答弁され、令和四年四月十八日の決算行政監視委員会において財務大臣に対して質問をしたとき、円安が日本経済にとってプラスかどうかについて、一概にいいとは言えない、どちらか分からないという認識で良いかを問うたところ、「そのような御認識でいいと思います。」と答弁された。
 一方、黒田日本銀行総裁は、四月二十八日の金融政策決定会合の後の記者会見において、円安が進んでいる状況に関し、日本経済にとってメリットの方が大きいとみていらっしゃるかと問われたことに対し、「全体として円安がプラスという評価を変えたわけではありません」と言及されている。
 本年四月二十一日の衆議院本会議における内閣官房長官の答弁にみられるように、政府と日本銀行の間で、短期的な為替の急激な変動が望ましくないという意味で為替の安定が重要という点は一致していると思われるが、日本の経済構造全体に鑑みて円安が日本経済全体に与える影響の評価については、政府として財務大臣と日本銀行総裁の間で異なっているという認識で良いかどうかを答弁されたい。

 右質問する。

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