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令和四年十月十九日提出
質問第一九号

核実験を行う金正恩委員長への経済制裁措置に関する質問主意書

提出者  松原 仁




核実験を行う金正恩委員長への経済制裁措置に関する質問主意書


 林芳正外務大臣は、本年四月十三日に開かれた衆議院外務委員会において、本職の質問に対して、「金正恩委員長は朝鮮労働党の首班である総書記でありまして、同委員長は、国務委員長、また軍の最高司令官、これを兼ねているものと承知をしております。北朝鮮の意思決定過程等について、我が国として確定的にお答えする立場にはございませんが、先ほど申し上げたような点を踏まえれば、金正恩委員長は、北朝鮮の最高指導者であり、最も重要な意思決定を行っているものと考えられます。」と答弁した。
 それを踏まえてお尋ねする。

一 北朝鮮による核実験は、北朝鮮にとって最も重要な意思決定の一つであることは明らかだが、政府は金正恩委員長が決定していると考えるか。
二 我が国は、北朝鮮の核その他の大量破壊兵器及び弾道ミサイル関連計画その他の北朝鮮に関連する国際連合安全保障理事会決議により禁止された活動等に関与しているとして、中華人民共和国国籍やロシア国籍の者を含む多数の個人及び団体に対して、外国為替及び外国貿易法(昭和二十四年法律第二百二十八号)に基づく経済制裁措置を実施している。しかしながら、対象者に金正恩委員長は含まれておらず、北朝鮮に誤ったメッセージを送ってしまっている。本職が本年三月四日、九日、三十日及び四月十三日に開かれた衆議院外務委員会で求めたように、金正恩委員長に対して直ちに経済制裁措置を実施すべきと考えるが、政府の見解如何。

 右質問する。

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