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令和六年六月十八日提出
質問第一九八号

包括的性教育普及等のための産婦人科医や助産師の活用促進に関する質問主意書

提出者  酒井なつみ




包括的性教育普及等のための産婦人科医や助産師の活用促進に関する質問主意書


 すべての児童・生徒が発達段階やその時々に必要な包括的性教育(人間関係や性の多様性、ジェンダー平等など幅広いテーマを含む教育)や健康教育を受けられるようにするためには、家庭における教育を支援することも含め、学校の果たす役割は大きいと考える。一方で、学校運営に関する予算は限られており、産婦人科医や助産師などの外部講師の活用ができないことや活用できたとしても十分な報酬が支払えていないこと、あるいは毎年度継続的には授業を実施することができずにいることなどが課題となっている。政府として適切な予算を措置し、包括的性教育を普及させるべきと考え、以下質問する。

一 包括的性教育の普及のために、産婦人科医や助産師といった外部講師を活用促進することについて、政府の見解を示されたい。また、活用している自治体を財政面で支援する考えはないか。
二 東京都では、都立高校の学校医に産婦人科医を置き、生徒の抱える思春期特有の身体的悩みに対する相談や健康教育などを主な目的として独自の取組を行っているが、すべての児童・生徒が発達段階等に応じて必要な包括的性教育や健康教育を受けられるようにするためには、地域間格差の是正に向けた対策が必要である。政府として、東京都のような先進的な取組を広く展開することや、財政面で支援することについての見解を答えられたい。
 
 右質問する。

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