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令和六年十二月十七日提出質問第八九号
食料品にかかる消費税に関する質問主意書
提出者 中谷一馬
食料品にかかる消費税に関する質問主意書
厚生労働省の二〇二三(令和五)年国民生活基礎調査によれば、生活状況について、「大変苦しい」が二十六・五%、「やや苦しい」が三十三・一%で「苦しい」(「大変苦しい」と「やや苦しい」)と回答した世帯は前年より八・三ポイント高い全体の五十九・六%にのぼった。このうち十八歳未満の子どものいる世帯で「苦しい」(「大変苦しい」と「やや苦しい」)と回答した世帯は前年より十・三ポイント高い六十五・〇%となった。高齢者世帯で「苦しい」(「大変苦しい」と「やや苦しい」)と回答した世帯は前年より十・七ポイント高い五十九・〇%となり、報道によれば、統計を取り始めた一九八六年以降、最も高くなったとしており、厚生労働省は「物価高の影響などで生活の苦しさが増している可能性がある」としている。物価高で多くの国民が生活に苦しんでいる中、食料品にかかる消費税率を時限的に零%にすることが、極めて合理的に国民生活を支援することになると考え、石破茂内閣で実現すべきと考えるが如何か、見解を伺いたい。
右質問する。