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令和六年十二月十七日提出
質問第九八号

石破茂政権と北朝鮮拉致問題に関する質問主意書

提出者  有田芳生




石破茂政権と北朝鮮拉致問題に関する質問主意書


一 私が令和六年十一月十一日に提出した質問主意書に対して、政府は北朝鮮による拉致問題を「最重要課題の一つと位置付けている」と答弁(十一月二十二日)しました。ところが石破茂総理の所信表明演説(十一月二十九日)では「一つ」という言葉が削除され、小泉純一郎元総理や安倍晋三元総理の国会答弁などで使われていた「最重要課題」に戻っています。たった二文字の違いですが、そこには質的に大きな違いがあると判断します。これまでの政権が使っていなかった「最重要課題の一つ」という判断が「最重要課題」になった理由をお示しください。日本政治において外交・安保問題や経済問題など「最重要課題」は多く、拉致問題もそれらの課題と同じく「最重要課題の一つ」と認識するのが普通ですが、なぜ拉致問題が「最重要課題の一つ」ではなく「最重要課題」なのですか。
二 私の質問主意書では、石破茂総理が平壌に「連絡事務所」を設置する構想を「総理に就任してからも拉致被害者の「家族会」にその方針を語っています」と問うたところ、答弁書では「事実はない」と断言しました。石破茂総理は十月二日に「家族会」中心メンバーに電話をして「連絡事務所」構想についても語っています。それは「複数の関係者」の確認をえたうえで報道(「産経新聞」十月四日付け)もされました。政府はいまでも事実を否定するのですか。「あったことをなかったこと」にすることはできません。あるいは答弁書が誤りであったことを認めますか。
 
 右質問する。

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