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令和七年四月二十二日提出質問第一五八号
米政策に関する質問主意書
提出者 緒方林太郎
米政策に関する質問主意書
平成五年十二月十七日に閣議了解されたガット・ウルグァイ・ラウンド農業合意の実施に伴う農業施策に関する基本方針には、「米のミニマム・アクセス導入に伴う転作の強化は行わない」とある。
一方、本年四月十五日の財政制度等審議会財政制度分科会における財務省提出資料には「MA米について、例えば、九月以降に実施しているSBSの入札を前倒しで行うことやSBS枠の拡充を行うことなど、民間の実需に応じて主食用米として活用できる柔軟性を高めれば、国内需給の調整弁として、全体の米供給の安定化に資するのではないか。」との記述がある。
いわゆるミニマム・アクセス米について、転作の強化を行うことなく、民間の実需に応じて主食用米として活用する可能性はあると、政府は考えているか。
右質問する。