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令和七年六月四日提出
質問第二二五号

大阪・関西万博における復興庁万博テーマウィーク展示に関する質問主意書

提出者  櫻井 周




大阪・関西万博における復興庁万博テーマウィーク展示に関する質問主意書


 五月十九日から同月二十四日までの間、復興庁は二〇二五年日本国際博覧会(以下、「大阪・関西万博」という)会場内で復興庁万博テーマウィーク展示を開催した。二〇一一年の東日本大震災発災から十四年が経過し、震災の記憶を風化させず教訓を伝承することが課題となっているところ、被災地から遠く離れた大阪の地で東日本大震災から力強く復興する被災地の姿を内外に発信し、六日間の期間中に合計四万七千七百八十八人が来場したことの意義は小さくない。しかしながら東日本大震災からの復興、なかんずく福島の復興はいまだ道半ばであるといえる。そこで以下のとおり質問する。

一 石破内閣総理大臣は二〇二四年十二月十四日に福島県を視察した際に「全閣僚が復興大臣という決意のもと被災地に丁寧に寄り添い、福島の復興に最後まで責任を持ちたい」と述べるなど、石破内閣の全閣僚が東日本大震災の被災地の復興に取り組む旨の発言を度々行っているところ、大阪・関西万博の復興庁万博テーマウィーク展示を見学した大臣、副大臣、大臣政務官はそれぞれ何名か。
二 石破内閣総理大臣は東日本大震災の復興については全府省庁挙げて取り組む旨の発言を度々行っているところ、大阪・関西万博の復興庁万博テーマウィーク展示を見学した復興庁の職員および中央省庁の職員の数はそれぞれ何名か。
三 伊藤忠彦復興大臣は復興庁万博テーマウィーク展示を開催したことについて「本当に発信してよかったなという、そういう気持ちでいっぱい」と肯定的な感想を述べているが、そうであるならばなぜ六ケ月間の大阪・関西万博期間の全期間中の開催とするのでなく、わずか六日間の展示期間となったのか、政府の見解を問う。
四 発災から三十年の節目の年を迎えた阪神・淡路大震災など、いずれの大規模災害もその記憶の風化や教訓の伝承が課題となっている。復興庁万博テーマウィーク展示で展示された映像やパネル展示が東日本大震災からの復興を伝えるうえで有用で感銘力の高いコンテンツであるならば、全国の地方自治体や海外での巡回展示など利活用を積極的に図るべきと考えるが、その是非について政府の見解を明らかにされたい。
 
 右質問する。

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