答弁本文情報
平成十六年一月十六日受領答弁第一八号
内閣衆質一五八第一八号
平成十六年一月十六日
内閣総理大臣 小泉純一郎
衆議院議長 河野洋平 殿
衆議院議員長妻昭君提出「首無し拳銃」摘発に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員長妻昭君提出「首無し拳銃」摘発に関する質問に対する答弁書
一について
お尋ねの「首無し拳銃」が何を指すのか明らかではないが、警察庁において把握している平成五年から平成十四年までの間に全国の警察が押収したけん銃の丁数並びにそのうち被疑者不詳のまま押収したけん銃の丁数及びその割合は、別表第一のとおりである。
お尋ねの「やらせ」が何を指すのか明らかではないため、お答えできない。
なお、けん銃押収事案のうち、警察官がその捜査に伴う違法行為により検察官に送致されたものとして警察庁において把握しているものは、平成五年から平成十四年までの間において、計八件(それらの事案に係るけん銃の押収丁数は計十丁)であり、その押収時期、押収都道府県警察、事案概要、押収丁数及び押収時に被疑者が判明していたか不詳とされていたかについては、別表第二のとおりである。
警察庁においては、都道府県警察に対し、各種の教育訓練の充実等を通じて、刑事訴訟法等の関係法令に従った適正な銃器捜査を推進するよう引き続き指導していくこととしている。
なお、被疑者不詳のままけん銃を押収した事案については、都道府県警察に対し、被疑者を明らかにするための事後捜査を徹底するよう引き続き指導していくこととしている。