答弁本文情報
平成十六年八月三十一日受領答弁第一一七号
内閣衆質一五九第一一七号
平成十六年八月三十一日
内閣総理大臣 小泉純一郎
衆議院議長 河野洋平 殿
衆議院議員長妻昭君提出天下りあっ旋に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員長妻昭君提出天下りあっ旋に関する質問に対する答弁書
一について
各府省において、職員の再就職のあっせん、仲介等(企業、団体等からの要請に基づき職員に当該企業、団体等を再就職先として紹介すること等各府省がその職員の再就職について何らかの関与をすること(若年定年、任期満了等により退職する自衛官の再就職を支援するため無料職業紹介事業を行う法人に対し求職情報を取り次ぐこと等を除く。)をいう。以下同じ。)を通例として行っている本府省又は地方支分部局等の課等(以下単に「課等」という。)として確認されたものの名称及び平成十一年から平成十五年までの五年間に再就職した職員のうち、それぞれの課等において当該職員の再就職につきあっせん、仲介等を行ったことが確認されたものの人数は、別表のとおりである。
また、それぞれの課等のあっせん、仲介等の「手法」については、個別の企業、団体等からの要請や照会に応じてこれを行うものが一般的である。
各府省において、平成十一年から平成十五年までの五年間に企業、団体等に職員の再就職の受入れを要請した事例として確認されたものはない。
職員の再就職のあっせん、仲介等については、職員の在職中の職務の適正な執行を確保するとともに、職員が在職中に培った経験や能力に対する企業、団体等の需要にこたえる等の観点から、必要に応じ行っているものであり、適正に行われる限り、別段問題はないと考えている。




