答弁本文情報
平成十八年十月十七日受領答弁第五〇号
内閣衆質一六五第五〇号
平成十八年十月十七日
内閣総理大臣 安倍晋三
衆議院議長 河野洋平 殿
衆議院議員鈴木宗男君提出イランの国際社会に与える脅威に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員鈴木宗男君提出イランの国際社会に与える脅威に関する質問に対する答弁書
一について
御指摘の報道については、外務省として承知している。
エルハーム政府報道官によるイラン・イスラム共和国(以下「イラン」という。)政府の立場に関する発言については、「核問題に関するイランの立場は完全に明らかである。大統領も明確に発表しているとおり、我々は決してウラン濃縮を停止しない。」との現地での報道を内容とする在イラン日本国大使館からの公電を、平成十八年十月二日午後十一時四分に外務本省において受領した。
イランが国際社会において潜在的脅威となるかどうかは、核開発をめぐる今後のイランの対応いかんによるものと認識しているが、現時点において、国際連合安全保障理事会等の国際的な枠組みにおいて、イランが国際社会の潜在的脅威であると位置付けられているとは承知していない。