答弁本文情報
平成十九年二月九日受領答弁第二〇号
内閣衆質一六六第二〇号
平成十九年二月九日
内閣総理大臣 安倍晋三
衆議院議長 河野洋平 殿
衆議院議員鈴木宗男君提出北方領土問題を巡るアメリカへの仲介依頼に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員鈴木宗男君提出北方領土問題を巡るアメリカへの仲介依頼に関する質問に対する答弁書
一について
外務省として、御指摘の報道については承知している。
二千六年十月、政府職員と米国政府関係者との間で一連の協議が行われたが、外務省として、これらの協議において政府職員が御指摘の「狙い」を有していた事実及びこれらの協議において政府職員が米国政府関係者に対し御指摘の「仲介」を求めた事実があるとは承知していない。
政府としては、我が国固有の領土である北方四島の帰属の問題を解決して、ロシア連邦との間で平和条約を締結するため、ロシア連邦政府と引き続き粘り強く交渉していく考えである。