答弁本文情報
平成十九年二月二十日受領答弁第六一号
内閣衆質一六六第六一号
平成十九年二月二十日
内閣総理大臣 安倍晋三
衆議院議長 河野洋平 殿
衆議院議員鈴木宗男君提出一九三四年に外務省が編纂した「舊條約彙纂第三巻(朝鮮・琉球)」に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員鈴木宗男君提出一九三四年に外務省が編纂した「舊條約彙纂第三巻(朝鮮・琉球)」に関する質問に対する答弁書
一について
御指摘の「舊條約彙纂第三巻(朝鮮・琉球)」が作成された目的については、作成当時の経緯が明らかではなく、政府として確定的なことを述べることは困難である。
千九百十年八月二十二日以前に大韓帝国が締結した条約及び協定は、各条約及び協定に規定する条件の成就等により、又は韓國併合ニ關スル條約(明治四十三年条約第四号)の発効に伴い失効したと解している。
お尋ねの「琉球王国が締結した国際約束」が具体的に何を指すものか明らかではなく、政府としてお尋ねについて確定的なことを述べることは困難である。