答弁本文情報
平成十九年五月十一日受領答弁第二〇三号
内閣衆質一六六第二〇三号
平成十九年五月十一日
内閣総理大臣 安倍晋三
衆議院議長 河野洋平 殿
衆議院議員鈴木宗男君提出主要国首脳会議(G8サミット)の開催地選定に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員鈴木宗男君提出主要国首脳会議(G8サミット)の開催地選定に関する質問に対する答弁書
一について
御指摘の報道については承知している。
主要国首脳会議(以下「G8サミット」という。)については、外務省経済局が主管しており、同局の長は、小田部陽一経済局長である。
G8サミット開催地の決定については、外務省及び警察庁等から成る政府調査団が、二千八年G8サミット誘致を正式に表明したすべての地方自治体において現地調査を行い、その上で、安倍内閣総理大臣が、「美しい国日本」のイメージに合致すること、二千八年のG8サミットでも環境がテーマとなると思われること、警備体制を組むに当たって地域への影響が少ないこと、北海道には世界に誇れる美しい自然があること、地方から日本のすばらしさを世界に発信すること等を総合的に判断し、行ったものである。
G8サミットの開催地候補として名乗りを上げた地方自治体は、時系列順に次のとおりである。
平成十七年五月 京都府及び大阪府
平成十七年十一月 横浜市
平成十八年十月 岡山県及び香川県
平成十九年三月 北海道
G8サミット開催地の決定の理由及び経緯は三及び四についてで述べたとおりであり、御指摘は当たらないと考える。