答弁本文情報
平成二十年四月二十二日受領答弁第二九七号
内閣衆質一六九第二九七号
平成二十年四月二十二日
内閣総理大臣 福田康夫
衆議院議長 河野洋平 殿
衆議院議員山井和則君提出舛添厚生労働大臣の介護報酬の引き上げ発言に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員山井和則君提出舛添厚生労働大臣の介護報酬の引き上げ発言に関する質問に対する答弁書
一について
お尋ねの厚生労働大臣の発言は、介護労働者の中には、介護サービスを適切に提供していく上で、十分な処遇を受けていない者もいると考えられることから、そうした者の処遇の改善に資するよう、介護保険料等の水準にも留意しつつ、平成二十一年の介護報酬改定において、適切な介護報酬を設定するよう努めるという趣旨を述べたものである。厚生労働省としては、この発言の趣旨を踏まえ、現在行っている介護労働者の実態や介護事業者の経営実態についての調査結果も勘案しつつ、社会保障審議会介護給付費分科会において御議論いただいた上で、適切な介護報酬を設定してまいりたいと考えている。