答弁本文情報
平成二十年十一月二十一日受領答弁第二四〇号
内閣衆質一七〇第二四〇号
平成二十年十一月二十一日
内閣総理大臣臨時代理
国務大臣 河村建夫
衆議院議長 河野洋平 殿
衆議院議員山井和則君提出ジョブ・カードに関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員山井和則君提出ジョブ・カードに関する質問に対する答弁書
一及び二について
厚生労働省としては、ジョブ・カード制度による職業訓練受講者の就職状況について、当該職業訓練の修了者に対するアンケート等を実施することにより、把握することとしている。
お尋ねについては、昨年度、ジョブ・カード制度の導入の検討のための経費として約百二十万円を支出している。また、今年度当初予算及び補正予算において、同制度及びこれに関連する施策の実施に要する経費として、合計で約二百十一億円を計上している。
ジョブ・カードについては、職業訓練受講者等が、キャリア・コンサルタントと相談しながら就業に関する目標、希望等について、これまでの自らの経歴等を振り返りながら記載することとしている。本人にとっては、これが、職業適性や職業能力形成の在り方を深く考える契機となり、結果として、職業訓練、自己啓発等の効果を高め、より安定した雇用につながることにもなると考えている。