答弁本文情報
平成二十二年二月二十三日受領答弁第一一五号
内閣衆質一七四第一一五号
平成二十二年二月二十三日
内閣総理大臣 鳩山由紀夫
衆議院議長 横路孝弘 殿
衆議院議員鈴木宗男君提出米軍普天間飛行場移設問題に係る内閣総理大臣の発言に対する陸上自衛隊幹部の発言に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員鈴木宗男君提出米軍普天間飛行場移設問題に係る内閣総理大臣の発言に対する陸上自衛隊幹部の発言に関する質問に対する答弁書
一について
一般に、自衛官が、公務中に、公の場において、政府の外交政策や防衛政策を批判することは、適切でないと考える。
北澤防衛大臣は、御指摘の発言について承知している。
御指摘の「中沢発言」は、国家の意思に基づき行われる政治や外交の役割を否定していると受け取られかねず、また、自衛隊の最高指揮官である鳩山内閣総理大臣の御指摘の発言を揶揄しているという誤解を招くようなものであったと考えており、自衛隊が厳格な文民統制の原則の下にあることを踏まえると、幹部自衛官であり、かつ、部隊指揮官でもある者の公の場における発言としてふさわしくないものであったと考えている。