答弁本文情報
平成二十二年八月二十日受領答弁第二九号
内閣衆質一七五第二九号
平成二十二年八月二十日
内閣総理大臣 菅 直人
衆議院議長 横路孝弘 殿
衆議院議員木村太郎君提出八甲田資源活用における安全確保に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員木村太郎君提出八甲田資源活用における安全確保に関する質問に対する答弁書
一及び二について
平成二十二年六月二十日に十和田八幡平国立公園内で発生した火山性ガスによる死亡事故については、同年七月十六日及び二十七日に国、青森県及び青森市が開催した「八甲田登山線付近における遭難事故連絡会議」において、国、青森県及び青森市が共同して、事故現場にある噴気孔及びその付近の火山性ガスの濃度測定並びに事故現場周辺のその他の噴気孔の有無の確認等の調査を行い、その結果を踏まえて事故の再発防止策を検討することとした。当該共同調査については、同年八月中に着手するよう準備を進めており、国としては、その結果を踏まえて国立公園管理者等としての役割を果たしてまいりたい。
十和田八幡平国立公園内の登山道の多くについては、関係地方公共団体による管理が行われているが、一部の登山道については管理が行われていない。国としては、これらの登山道についても、関係地方公共団体等と連携し、適切な管理が図られるよう努めてまいりたい。