答弁本文情報
平成二十三年七月二十六日受領答弁第三二〇号
内閣衆質一七七第三二〇号
平成二十三年七月二十六日
内閣総理大臣 菅 直人
衆議院議長 横路孝弘 殿
衆議院議員赤澤亮正君提出南スーダン共和国の独立に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員赤澤亮正君提出南スーダン共和国の独立に関する質問に対する答弁書
一について
我が国は、東日本大震災に際し、現在まで、南スーダン共和国(以下「南スーダン」という。)及び南スーダン独立前の南部スーダン政府からの支援は受けていない。なお、南スーダン独立前に、サルヴァ・キール南部スーダン政府大統領(現南スーダン大統領)から菅内閣総理大臣に対し、哀悼の意を表明する書簡が届いている。
政府としては、国際連合平和維持活動への協力は、我が国が国際社会の平和と安定に貢献するための最も有効な手段の一つであり、我が国が適切に対応することが可能であるか等の観点を踏まえながら、積極的に取り組んでおり、今後ともその考えである。国際連合南スーダン共和国ミッションへの我が国の協力の在り方については、今後検討してまいりたい。
政府としては、国際社会と協力して、南スーダンの国づくりに対して可能な限りの支援を行っていく考えであり、お尋ねの点を含め、何ができるかについて、検討してまいりたい。