答弁本文情報
平成二十三年八月十五日受領答弁第三八三号
内閣衆質一七七第三八三号
平成二十三年八月十五日
内閣総理大臣 菅 直人
衆議院議長 横路孝弘 殿
衆議院議員浅野貴博君提出外務省欧州局ロシア課に新設された「日露経済室」に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員浅野貴博君提出外務省欧州局ロシア課に新設された「日露経済室」に関する質問に対する答弁書
一及び二について
日露間の経済関係については各種の統計が一般に公表されているが、例えば、財務省の「貿易統計」によれば、日露間の輸出入の合計額は、平成十二年に約五千五百五十二億円であったのに対し、平成二十二年には約二兆千百四十八億円に増加している。外務省としては、このような日露間の経済関係の推移等を踏まえ、日露間の経済関係に関する取組を強化するため、平成二十三年四月に欧州局ロシア課に日露経済室を設けたものである。
外務省において北方四島における共同経済活動について検討を行っている具体的な部局については、外務省内の検討の内容にも関係する事項であり、これを明らかにすることにより、今後の検討等に支障を来すおそれがあることから、お答えを差し控えたい。
日露経済室としては、御指摘の「根室管内一市四町」を含め日露間の経済関係に関する様々な関係者の意見を参考にしてきており、今後も必要に応じ連携していく考えである。