答弁本文情報
平成二十三年十月七日受領答弁第五一号
内閣衆質一七八第五一号
平成二十三年十月七日
内閣総理大臣 野田佳彦
衆議院議長 横路孝弘 殿
衆議院議員秋葉賢也君提出オバマ米大統領の被爆地訪問に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員秋葉賢也君提出オバマ米大統領の被爆地訪問に関する質問に対する答弁書
一について
唯一の戦争被爆国である我が国としては、核兵器使用の惨禍を二度と繰り返してはならないとの強い願いを、各国指導者を始めとする諸外国の国民に伝えることは重要であると認識している。オバマ米国大統領は、平成二十一年十一月十三日に行われた日米首脳共同記者会見において、将来、広島市及び長崎市を訪問することは当然光栄なことであり、それは非常に意義深いことだと思う旨発言しており、政府としては、このような情勢も踏まえ、米国大統領の被爆地訪問が実現すれば意義深いと考えている。
外交上のやり取りの詳細を明らかにすることは、米国との関係もあり差し控えたい。オバマ米国大統領の来日日程を調整するために日米間の様々なレベルで意見交換を行ってきており、その中で、オバマ米国大統領の被爆地訪問についても、「日本の中に幅広くそういう希望がある」旨を日本側から米国側に伝えている。