答弁本文情報
平成二十五年一月十一日受領答弁第三号
内閣衆質一八二第三号
平成二十五年一月十一日
衆議院議長 伊吹文明 殿
衆議院議員柚木道義君提出国連ミレニアム開発目標サミットにおける菅コミットメントと国際貢献の展望に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員柚木道義君提出国連ミレニアム開発目標サミットにおける菅コミットメントと国際貢献の展望に関する質問に対する答弁書
一の1について
平成二十二年十月に開催された世界エイズ・結核・マラリア対策基金(以下「世界基金」という。)の第三次増資会合以降、平成二十四年十二月末までに、我が国は世界基金に対し、約四億六千万ドルを拠出したところである。
平成二十二年九月の第六十五回国際連合総会において我が国がミレニアム開発目標の達成に貢献するために表明した支援(以下「我が国が表明した支援」という。)として、保健分野に関しては、平成二十三年に約九億千万ドルの支援を行った。平成二十四年に支援した金額は、現在集計中である。お尋ねの母子保健に対する支援については、妊産婦と乳幼児の死亡率を低下させるため、妊産婦健診、出産介助、予防接種等に対する支援とともに、医療従事者の育成、医療施設の整備、行政能力の強化等に対する支援を実施している。
我が国が表明した支援として、教育分野については、平成二十三年に約十億五千万ドルの支援を行った。平成二十四年に支援した金額は、現在集計中である。
我が国が表明した支援として、今後とも、保健分野については、母子保健に対する支援、エイズ、結核及びマラリアの三大感染症への対策に対する支援並びにポリオの発生及びまん延等公衆衛生上の緊急事態への対策に対する支援を積極的に実施していく考えである。また、教育分野については、学校施設及びその設備の整備、教員の能力向上、学校運営の改善等を通じた、全ての人に対する質の高い基礎教育の提供に対する支援、職業訓練及び高等教育に対する支援並びに平和と安全のための教育に対する支援を積極的に実施していく考えである。