答弁本文情報
平成二十五年四月二十六日受領答弁第五四号
内閣衆質一八三第五四号
平成二十五年四月二十六日
内閣総理大臣 安倍晋三
衆議院議長 伊吹文明 殿
衆議院議員大串博志君提出我が国のTPP交渉参加に係る日米合意に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員大串博志君提出我が国のTPP交渉参加に係る日米合意に関する質問に対する答弁書
一及び二について
本年四月十二日に日米両政府がその終了を発表した、我が国の環太平洋パートナーシップ(以下「TPP」という。)協定交渉参加に関する日米間の協議の結果について、両国の合意内容を構成する文書は、当該結果を確認する佐々江米国駐箚特命全権大使発マランティス米国通商代表代行宛ての同日付けの書簡及び同書簡の附属文書である「自動車貿易TOR」並びに同通商代表代行発同大使宛ての同日付けの返書のみである。
政府としては、今回の日米間の協議結果は、我が国のTPP協定交渉参加に向けた道筋を大きく進展させるものであると考えている。また、米国の自動車関税が最終的に撤廃されることが確認されるとともに、日本には一定の農産品についてセンシティビティが存在することが明確に確認されており、今回の日米間の協議結果は、我が国の国益を守る合意であったと考えている。